シーズン2第3話のTV放送でちょっと残念だったシーン。これは英語→日本語訳(吹替え)の限界なので仕方ないといえば仕方ないのですが....このシーン↓
日本語の吹替えでは、「私、
泳げないの。」になっていましたが、実は、英語でのセリフはちょっとニュアンスが違い、「
I don't swim.」と言っています。「
I can't swim.」(「私は泳げない。」)とは言っておらず、can'tではなくdon't、つまり、「
自らの意思で泳がない。」(=「泳げるが、選択肢として今は泳がない。」)という意味も引っ掛けられているわけです。
[ don't ](しない/できない)←→[ can't ](できない)
重いT-888型ターミネーター:クロマティ2号のほうは泳げず、まんま海底に沈んでいってしまいましたが、小型かつ新型ターミネーターのキャメロンのほうは、もしかしたら泳げたりするのかもしれませんね。上の写真の通り、誇らしげに言い切ってしまっていることからも、can't ではなくdon't であることのニュアンスを汲み取る必要があります。
TSCC製作陣は至るところに、視聴者に考えさせるような、どちらとも取れるような「謎」(例:「キャメロンは食べ物を食べれるターミネーター!?」「キャメロンの目は青なの?赤なの?」「
型番TOK715って?」などなど)をあえて残し、視聴者に楽しんでもらおうとしていることは、DVD/BD末尾の製作者の解説にもある通り。
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映画の字幕翻訳は、普通の翻訳と大きく異なる。俳優がしゃべっている時間内しか翻訳文を出せないゆえにセリフの内容を100パーセント伝えられない。いうなれば字幕は「要約翻訳」である。違って当たり前の吹き替えの自由と苦労や句読点の苦闘などなど。・・・
あと1点、同話で気になったのが、
フジテレビ放送ではカットされていたエンディングのシーン↓