Search This Site:
>更新履歴一覧:Update Log
>ロケ地から見るTSCC
>サイトマップ:Site Map
>トップページ:TOP PAGE
Get to Save TSCC !
オリジナルサウンドトラック
サラ・コナー・クロニクルズ オリジナル サントラ OST

ガイド本+インタビュー
サラ・コナー・クロニクルズ 未公開 DVD 動画

まわし蹴りはジャッキー・チェンより高さがあるサマー・グローのセレニティー Serenity..TV→映画復活例。ジョシュ・ウェドン作↓
セレニティー Serenity
祝★セル・レンタルNo.1
サラ・コナー クロニクルズ・ファーストシーズンDVD1未公開映像ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ・ファーストシーズンDVD2BOX
シーズン1第1〜2話+第3〜9話
Terminator TVシリーズ2 第3話まで +未公開シーン動画セカンドシーズン第4〜13話 未公開映像シーズン2第14〜22話最終
シーズン2第1〜3話+第4〜13話+第14〜22話最終章
サラ コナー クロニクルズ レンタル 動画 無料 お試し
レンタル Rental

ターミネーター グッズ 商品 フィギュア
ターミネーター グッズ

ユニバーサルスタジオジャパン
■ターミネーター2:3-D
日本でターミネーターに会える場所。「Terminatorの孫の手」グッズも豊富。映画の世界にどっぷり浸りたい人向き。
            
Ads.
       
ウツボ と 液体金属T1001=T1000+1:moray eel
土用の丑の日・・・ではないが、うなぎ・・・ではなくウツボのお話。
うつぼ Moray Eel うなぎ ウィーバー
「我輩はウツボである。名前はまだない。」
なにやらネット上には「TSCCを観た」が「キャサリン・ウィーバーがわからない」やら「ウツボが何だったのか」、などと書いている方を少々みかけるが、そもそもその方々は、わからなければまず調べてみる・考えてみるということをしているのだろうか・・・このこと自体、キャサリン・ウィーバーが指摘する「考えない人間は機械にも劣る」であり、シーズン2で揶揄されている現代社会の問題点であるのだが・・・。
ウツボについてもサクッと辞書でもひけば(もしくはググレば)、以下のように記載されているのでハッとするはずである。↓
ウツボ(鱓)とは・・・moray,eel (“moray eel”と一語にまとめてもいう)。
ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科の魚類。その生態や容姿から、転じて、
「すべすべしたもの、巧みにのがれる人。」をも指す。
※Genius英和辞典、wikipedia等参照
・・・これで思慮深き人はハハーンと思うはずである。さらに「通」な人は、
映画やTVドラマには時間制限があるため、基本的に無駄なシーンや無駄なセリフはない。言い換えればすべてのシーンやセリフは何かしら意味を持っていて、計算の上で作られ、視聴者に吟味してもらいたいのである。
ということを知っている。わからない人はキャサリン・ウィーバーの発言を注意して観てみよう。ウィーバーは自分たちの存在について実に雄弁である。
【シーズン2第7話】:
ターミネーターとプレデター 液体金属
Catherine Weaver:It's a moray. They're nocturnal predators.
(それはウツボよ。夜行性のプレデター*1なの。)
Ellison:Does it have a name?(こいつの名前は?)
Catherine Weaver:No.It doesn't.(ないわ。)

*1・・・ちなみに、プレデターには「捕食動物」という意味以外にも、「略奪者」や「他人を食いモノにする人」という意味もある。
そう、 キャサリン・ウィーバーは自分たちの存在やキャラクターをウツボに託して暗示しているのである。そして「名前」という人間の情緒性を突くのも深みあるエリソンらしくてよい。ふつう人間ならペットに名前を付けるという観念的行為で「モノ」を個性化・愛玩化させるが、ウィーバーもウツボも機械なので名前を付けるということをしていなかった。我々がふだん無意識におこなっている行為がいかに人間特有のものであり、逆に機械には難しいか。機械と人間の対比が効いた会話である。次も物語のネタをバラした会話である。↓
【シーズン2第21話】:
ロス市警 クレイトン刑事 共食い
Detective Crayton: Looks vicious.(凶悪そうだ。←ウツボを見て。)
Catherine Weaver:They stay in hiding mostly. And only attack when provoked.(ウツボはふだんは隠れてるの。攻撃された時だけ襲うの。)
Detective Crayton: What does it eat?(何を食べる?)
Catherine Weaver:Cuttlefish, crustaceans, other eels. Please don't tap the glass.(イカや甲殻類、他のウツボなどよ。水槽のガラス、叩かないで。=刺激しないで。←ウツボはかなり重要らしい。)
Detective Crayton: This thing - it eats other eels, huh? It's interesting・・・(こいつら共食いするんだって?それはおもしろい・・・)

刑事コロンボ 完全版↑ロス市警のクレイトン刑事とキャサリン・ウィーバーの駆け引きも実に示唆に富んでいておもしろい。つまりここでもウツボをキャサリン・ウィーバーらサイボーグレジスタンスの存在に例えており、ふだんは隠れておとなしいが攻撃された時だけ動きだす専守防衛型がウィーバーらのキャラだと説明している。だから挑発するな、とも刑事へ釘を刺している。刑事も何かしらピンときて応戦。あたかも刑事コロンボのごとくオフィスを去り際に「共食い」を強調し、ウィーバーに対して一発かましている。そう、キャサリン・ウィーバーはスカイネットと機械同士の共食いの関係にあることをTSCC製作陣はウツボを通して視聴者にヒントを与えているのである。そしてこのウツボが妙に引っかかっているクレイトン刑事は敏腕である。そういえば、刑事コロンボもロス市警でしたね。
液体金属ウツボの水槽360度
↑この水槽、見ての通り、壁を貫通していて360度を見渡せるようになっているのがミソ。つまりオフィス内だけでなく、エレベータールームと廊下、ウィーバーのオフィスの2つの出入口を見渡せ、侵入者を監視・警戒するにはベストな場所なのである。そしてウィーバーのオフィスシーン毎にいつも象徴的にどこそこかに映し出されているのがこの水槽である。実際、おもしろいシーンがある↓(シーズン2第15話)
キャサリンとウツボとネクタイ
↑Catherine Weaver:Mr.Ellison,is that plaid?(あら、チェック柄のネクタイに変えたの?) ・・・このシーン、エリソンがまだオフィスに入る前からキャサリン・ウィーバーはエリソンが入ってくること、そしてネクタイを午前と午後で変えたことをすでに知っている。「きゃさりーん、エリソンたんが来るよ〜。」というウツボちゃんのチクリ声が聞こえてきそうである。ウィーバーには手に持っているモバイル越しに指令が届くのか、または直接ウツボとの送受信機能が内装されているのか、の通信手段(メディア)はお楽しみどころ。
(銃を向けなければ攻撃しない専守防衛型↓)
T-1001液体金属 キャサリンウィーバー
ではなぜウツボの形態をチョイスしたかというと、これはもう視聴者プレゼントの大サービスである。つまりシーズン2第19話の潜水艦の液体金属がT-1001でキャサリン・ウィーバーですよ、と説明してくれてるのである。
実際、ウィーバーを演じたShirley Mansonも撮影中、実はこのウツボにある特定の名前を付けてかわいがっていたことを明らかにし、ウツボと潜水艦の関係性をインタビューでバラしている。(本頁末尾「舞台裏」参照)
人間はストレスに弱い
↑この潜水艦のシーンは何もジェシーの過去を紹介したいだけの1話ではなく、それよりも、疑心暗鬼に陥りやすい人間の醜さ、人間はストレスに弱く、極限状態ではパニックを起こす欠陥があることをキャサリン・ウィーバーが目の当たりにしてきたことを示唆しているのである。
【シーズン2第4話】:
Ellison:Are you saying that machines make better decisions than humans?(マシーンの決断のほうが人間よりも秀でていると?)
Catherine Weaver:What I think・・・is that in certain extreme conditions・・・even the most calm and careful of men panic.(私が言いたいのは・・・どんなに落ち着いた注意深い人間でも、極限状態ではパニックになるってことよ。)
キャサリンウィーバー持論
【シーズン2第19話】:
We have to be prepared for any contingency. Humans will disappoint you.(我々は不測の事態に備えておかないと。人間はあなた[ジョン・ヘンリー]を失望させるわよ。)

・・・現に日本だけでも年間の自殺者は3万人を超え、鬱病などの疾患や突発的殺人事件は数え切れないほど増加の一途をたどっている。育児放棄・虐待で子育てもできない人間も増えている。キャサリン・ウィーバーの所感を通して現代人間社会を客観的に斬った作品が「サラ・コナー・クロニクルズ」である。
潜水艦と液体金属T-1001
そして潜水艦を脱出。さまよっていると・・・
海底でウツボちゃんに出会いましたとさ。
液体金属T1001とウツボ
液体金属は触れたモノをマネるようプログラミングされている。
不調で制御不能になると手当たりしだい模倣するカメレオン体質となる。
T2 液体金属 ターミネーター
海底でウツボちゃんに遭遇したんでしょうね。
茶目っ気たっぷりなキャサリン・ウィーバーは、とりあえず、
自分の「体のある部分」を分離させ、海中で出会ったウツボに模した。
いわゆるリスク分散である・・・がしかし、
そもそもT-1001型とは、T1001=T1000+1である。
T2のT-1000と何ら機能は増強してないのに、この+1とは何か?
トータル リコール レジスタンス リーダー映画 トータル・リコール←そう、これのことである。
映画『トータル・リコール』
Total Recall/1990年/アーノルド・シュワルツェネッガー主演

この映画の中でキーとなるミュータント・レジスタンスのドン(首領)は常に命をねらわれているにも関わらず、なかなか見つからない・・・と思ったら実は一般のミュータントの体内に収納されていたのである・・・。おりしも「ターミネーター2」の前年の映画。そして「トータルリコール」「ターミネーター2」「サラ・コナー・クロニクルズ」に共通しているのはプロデューサーがSF大好きマリオ・カサール(Mario Kassar)であるということ。夢と現実が交錯する「トータル・リコール」と未来と現在が交錯する「TSCC」は、人間・敵・第3のレジスタンス・・・という基本3点の構成要素も同じ。共通項が多い2作品である。
液体金属ウツボの正体
ウツボは実は、サイボーグレジスタンスのブレイン(ドン/首領)なのである。
T1001=T1000(キャサリン・ウィーバー)+1(隠れドン)
・・・が、TSCCを見た人で、この事実に気が付けた人は100人に一人くらいの割合だろう。そもそもTSCCの劇中に何度も3つの点が出てきてることからもわかるように、TSCCの基本構成要素は以下の通りである。
3つの点 3点 three dots terminator
サイボーグレジスタンスは本国アメリカではちゃんと認知されている(→詳細)が、日本の「公式」?とされている?サイトなどでは見落とされている。なぜなら日本では、あまりに「人間」vs 「機械」の稚拙な2点でしか見れていない人が多いからであり、発想の源である社会は新しいテクノロジー(第3点)に未対応であるのが現実だからである。くわえて製作者や出演者のメイキング時のインタビュー、製作秘話も見過ごしているものが多く、もしわからない点があるのなら、自分で調べてみる、という「次の楽しみ」さえも体験しようとしない人が多い。これではTSCCどころかあらゆる映画やドラマの半分も楽しめていないだろう。その原因は常日頃から、動くものやセクシャルなものばかりに目がいき、会話や行間を読む、ということをしない(できない)人=つまりコミュニケーション能力が低下している人 が多いからである。サッカーやバスケでボールばかり見ているためにフェイントに引っかかるのと同じである。日本における携帯などの内向き(インバウンド)なITの発達にも3点/三次元認識が苦手なコミュニケーション劣化の一原因はある。
サーキシアン黒幕の原理
黒幕やら隠れキャラやらは「前出し」にするか「後出し」するかの2パターン。TSCCにおいては、シーズン1第9話もサーキシアンの時もそうだったが、「前出し」パターンで後から「前から出てるアイツが実は○○だったのか」とさせる技法を取っている(=最初のネットカフェの受付で出てた奴がサーキシアンだった。=ウツボも同じ。最初からかなり画面に出ている)。
ターミネーター ウツボ シャックリ
【ウツボのまとめ】:
広義には・・・
ウツボという生物のキャラクターに乗じて、キャサリン・ウィーバーらサイボーグ・レジスタンスらの性質と存在を暗示している。
狭義には・・・
サイボーグ・レジスタンスの司令塔(ブレイン/中核/ドン/首領)であり、T1001のT1000+1の「1」である。いつもは身を潜めている。スカイネットに対抗する「ジョン・ヘンリーという兵器」を調達しに現代にやってきた。もちろん、万が一、キャサリン・ウィーバーがやられてもよいように、バックアップ的な意味合いも兼ねてウツボを装って分離されている。 尚、マイナーなターミネーター小説版にはT-1000型〜T-Xの間にT-XAという身体を切り離し別々に動けるターミネーターが存在する、としているが、架空で定かではなく、また新型マシーン方向へ行ってしまうと、やたらいろんな新種のマシーンが登場したT4(Salvation)のように安っぽい話になってしまうので、安易なT-XA説は却下しておきたい。

【その他備考: 日本でみられる間違った解釈】一例:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1440564594より
※このページ↑、ベストアンサー以外の回答にまともなものが見受けられるのはせめてもの救いである。

誤1:
「攻撃してきた未来の攻撃機からニョロっとでてきたもの(のパイロット?)も、ウィバ−に吸収されました。」←は間違い。上記の通り、ニョロっとしたものは水槽のウツボである。「攻撃してきた未来の攻撃機」はHK(ハンターキラー)初期型(ドローンズ)であり、それ自体が人口知能を持ったターミネーターの飛行機型なので元々無人であり、パイロットは不要。HKはT1,T2,T3,T4,TSCC全作品に各版が登場しているマシーンである。
誤2:
「ジョンを未来に送るための見せかけの攻撃ということですね。液体金属そのものが知能を持っているので、可能なんでしょう。攻撃してきたものは、キャサリンの一部だったと考えられますね。」←も間違い。キャサリンの一部が「攻撃してきたもの」でもなければ「見せかけの攻撃」でもない。これがキャサリンの攻撃ならそもそもカリバの工場の爆破・殺戮はキャサリンはしない。この回答は完全にストーリーと矛盾している。上記の通り、3点構成であり、3点を区分けないとTSCCは理解できない。
→[カリバ/スカイネットの創生期 参照]
しかもこの飛行機のシーンは9.11をモチーフにしたスカイネットのテロである、とDVD付録で製作者も語っている。それにそもそもその飛行体が攻撃してくる/こないに関係なく、キャメロンをジョンは追っかけている。ジョンの動機はキャメロンであり、HKドローンズは関係ない。

誤3:
「変身型ターミネーターのキャサリンも、すべて未来のジョン・コナーが現代のジョンを未来に送るために、タイムマシンで送ってきたのです。」←も間違い。キャサリンらはサイボーグレジスタンスとして単独別行動で自らの「意志」で現代にやってきた。なぜならスカイネットの欠点であり、人間の長所でもあるsacrifice(自己犠牲や愛)を持ちえたより完璧な人工知能を作るには、相応のインフラが整った環境で、相応の情操教育を人工知能に施さないといけないからであり、その環境は戦時中の未来には整っておらず、現代でないとできないからである
実際、Will you join us? にNo.と返答し潜水艦を後にして、別行動に移ったのは上述の通り、人間の欠陥に疑問を持ったからであり、人間やスカイネットよりもさらに上の存在をめざそうとする第三の存在が登場し、その3点のバランスによりいずれは安定がもたらされる物語、それがTSCCである。機械と人間の単純な並列競争ではない。

誤4:
「味方になったターミネーターの合言葉は「仲間にならないか」です。その際、必ず「ノー」と答えて、まわりを欺きます。以前、といっても未来ですが、変身型ターミネーターも、潜水艦の中で、この言葉で覚醒してジョンの味方になりました。」←これもすべて間違い。「ノー」で欺きでもないし、仲間にならないか、は覚醒の合言葉でもない。キャサリン・ウィーバーもキャメロンも「仲間になった場合」と「ならなかった場合」を演算処理で瞬時にはじき出して、ウィーバーは直接は仲間にならなかった。キャメロンがモーテルでWill you join us? という言葉で一瞬ビクっとしたのは、この時初めて、この聞き覚えのあるセリフから「あの潜水艦の液体金属」が現代に来ていることを知ったからである。
「Will you join us?」の言葉の一致が意味していること:
「潜水艦の液体金属」=「キャサリン・ウィーバー」
また、Will you join us? にそれ以上の意味があったとしても、いずれにしてもキャサリン・ウィーバーがキャメロンにWill you join us?と言うことは、間接的にジョン・コナーのWill you join us?に対してサイボーグレジスタンスがYesと言ったことと同じである。要はどちらからオファーを出すか、の違いだけ、つまり一緒になるか、双方独立を保ちながら提携関係になるか、の違いだけであり、提携が成立したことに変わりはない。実際、シーズン2最終話でウィーバーはジョン側に付いているのは見ての通り。敵の敵は味方である。そしてキャメロンはウィーバーのWill you join us?から、「潜水艦の液体金属=ウィーバーであること」を知り、その事実ともたらされる結果をチェスの先手を読むがごとく、演算処理で弾き出した時の反応があのモーテルでの表情と間合いである。未来においてウィーバー型T-1001との提携打診の確認を任務の1つとしていたキャメロンの任務はこれで1つ全うしたことになり、サイボーグレジスタンスと人類が(双方独立を保ちながらも)初めての提携が成立した瞬間だったのである。そしてキャメロンは自分がボロボロになったとしても、ウィーバーの元へジョンを連れて行けばとりあえずはジョンにとっても悪いことにはならないことも計算で弾き出した。反面、自分のハード及びソフト(チップや体)は故障がち/限界にきており、できれば早めにジョンから遠ざけておいた方がよいとも判断した。よってとりあえずの現代での最後の2つの仕事として、
(1).
ジョンに自分の体の構造の中核部分を教示し内部構造についての情報を与えるという任務(と同時に現時点で自分は正常でありジョンに忠誠であることも示すと当時に、あくまで自分はマシーンであることもジョンに再認識させ決別を付けやすくし)、
(2).
収容所からのサラ・コナーの奪還を決行。
そしてジャンクになった自分の体と秤にかけて、どれがジョンにとってもベターな選択かを瞬時に演算処理ではじき出し、一時期、サイボーグ・レジスタンス側に身を置く(つまりジョン・ヘンリーの体を一時拝借する)ことにしただけ。I'm sorry, JOHN.というPC上に残された言葉は、単にこれらを入念に説明しないで行ってしまった点をsorryと言っているだけであり、別に裏切ったとかそういう意味合いではない。特にキャメロンはジョンを守るだけでなく、現代におけるスカイネットの情報収集という目的も一定数達成したのでその情報をなるべく早く未来へ持ち帰りフィードバックする必要がある。このHunt Skynetという任務は他のどのターミネーターもいずれも持っていなかったキャメロン特有の任務であり、それを強調するためにシーズン2第11話の図書館:キャメロンの単独行動の1話がわざわざ挿入されているのである。元々キャメロンの任務はProtect John, Stop Judgement Dayだけではない。

誤5:
「本当に冷酷なのは未来のジョンコナーですね。仲間にも明かさない指揮官ジョンの作戦行動が、みんなに(視聴者も含めて)疑心暗鬼を生んでます。この番組う複雑にしている隠れた本当のシナリオが「ジョンの秘密作戦」ですね。」←も間違い。シーズン2第19話およびTSCC全般をよくみましょう。19話はジョン・コナーがまさにジョン・コナーになった瞬間の話。Human beings can't be replaced. They can't be re-built. They die and they never come back.とあり、ジョンのまわりの人間はチャーリーやライリー、カイル・リース含め、みんな死んでいってしまう。そのため、人間の犠牲者を極力 出さないようにジョンは自分のまわりにマシーンを極力配置するようにしているだけである。T1では人間(カイル)を送ったのに、T2ではリプログラムド・ターミネーターを送った理由についても言及している。人命はcan't be replaced=人命は尊重で代替不可能だからである。目には目を、歯には歯を、マシーンにはマシーン同士で戦争をさせればよい、というのがジョンの発想である。最終的にジョンのまわりが全部マシーンになれば人間の死者数はゼロ、になる。ジョンは自分がオトリになればいいと考えている。実際、シーズン2第5話でも森の中でマーティン・ベデルに代わってとっさに自分をエサにしてT-888を引きつける行動を取り、この戦術を体得し、実践している。このジョンの行動によって2007年に救われたマーティン・ベデルは今度は2027年に爆弾を抱えて突っ込んでいきジョンを救う。この人間に無尽・無限のエネルギーを与える絆や愛による奉公(sacrifice)こそが人間が人間たるゆえんであり、かつスカイネットを最終的に倒すものであり、まさにキャサリン・ウィーバーが着目し、自分たちも得ようとしているモノである。そしてT2及びTSCCで一番大切にしているテーマなのである。
誤5の「視聴者」うんぬんのくだりは、視聴者の能力が年々落ちていっていることも問題である。行間を読める視聴者が少ないのである。そして自分で調べたりもしなくなったため、思考力もつかない。「トータルリコール」の一例を見てもわかるように、2,30年前ならこの手の作品はとてもありふれていたのだが、現在は思慮に富んだ作品をなかなか理解できる視聴者は少なくなってきている。とにかくセリフなどが少なく、派手で規模が大きい作品ばかりが求めらる傾向がある。ターミネーターというのがシュワちゃんが出てくるお気楽ドンパチムービーだと思わせてしまったT3やT4の功罪も大きい。実際、T3,T4なぞほとんどセリフもない。英語力がない人も字幕や吹替えなしで見てもわかるようなマンガ仕上げである。本来はT2のようにシリアスなストーリーラインやテーマも真骨頂の1つである作品であり、ジェームズ・キャメロンの作品がヒットするのは、「人間模様やメッセージがしっかりしているという骨格」の上に「映像新技術」などが筋肉や皮膚として巻きついているからである。
・・・
このようにネット上にはちょっと残念な記載があふれているにも関わらず、この残念な記載が「ベストアンサー」などとなり、さらに伝言ゲームのごとく、誤解が誤解を招き、悪循環に陥ってさらに人々を迷路へ導いていくのである。これがまさにキャサリン・ウィーバーが指摘している、正確性が欠ける人間の負の部分の1つでもあるのだが。ますます個々人の情報の取捨選択力・情報処理力が求められていく現代・未来であり、それにミスればどんどん格差は広がっていく。情報格差は即、貧富の格差に直結していく時代である。示唆に富んだTSCCをみなさんはどのように受け止めていらっしゃるでしょうか・・・。 さすがにウィーバーのオフィスにはGarbage(ガービッジ)のCDまでは置いてなかったそうな。
私はこういったTSCC関連のインタビューやプログラムを過去3年:200本以上は見てきたが、ちゃんとこれらを確認すればTSCC製作陣が意図したこともハッキリとわかるであろう。ネット上・・・に限らず世の中には嘘や間違いがあふれている。ちゃんと自分の目で見て、足でかせぎ、汗水たらして きちんと言質を取ることが重要である。

TAGS:ターミネーター:サラ コナー クロニクルズ/うなぎ/肉食系/Liquid Metal/T-1001/カメレオン/Chameleonic Feature/Sarkissian/Cyborg Resistance/ジミー・カーター/US Jimmy Carter/クィーグ/captain/キャプテン
久々にキャメロン演じるサマー・グロー:2010 >><< 教会3と用水路:TSCC ロケ地メモ8
Sarah Connor Chronicles;TSCC|-|TSCC-Topウツボ と 液体金属T1001=T1000+1:moray eel
スポンサーサイト
|-|-|TSCC-Topスポンサーサイト