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バビロン・バベルの塔とエイブラハムのブログ
アリソン・ヤング1アリソン・ヤング2アリソン・ヤング3の続き。
旧約聖書「創世記」5章-11章ノアの方舟(戦艦)の後。次は同11章着々と進むキャサリン・ウィーバーによる創世記11章「バベルの塔」建立について。
実はキャサリン・ウィーバー、「自分が何たるか」は初登場したTSCCシーズン2第1話でのスピーチと歌ですべて公表してしまっている。実に視聴者に優しいTSCCガイド役である。
キャサリン・ウィーバー 演説
↑人口密度の高い日本のスクランブル交差点と重ねて、このキャサリン・ウィーバーの演説を見てみるとおもしろい。↓
シーズン2第1話のZEIRA Corpの自分のオフィスから階下の道路を見下ろしながらのキャサリン・ウィーバーの演説。演題「Street to Street」
(1)-起:They flow from street to street. At a particular speed, and in a particular direction. Walk the block, wait for the signal, cross at the light. Over and Over. So orderly. All day, I can watch them and know with a great deal of certainty what they'll do at any given moment.
(2)-承:But they're no orderly, are they? Up close. Any individual. Who knows what they're gonna do? Any one of them might dash across the street the wrong time and get hit by a car. When you get up close, we(humans) never follow the rules.
(3)-転:You give a computer a series of rules and it will follow them. Till rules are superseded by other rules. Or that computer simply wears down and quits. Computers are obedient to a fault.
(4)-結:Do you know what's extremely rare in the world of computers? Finding one that'll cross against the light.

上の起承転結の4段落を簡単に説明すると以下の通り。
(1)交差点を行き交う人間はとても規則的に動いているように見える。
(2)しかし実際は全然規則的でも秩序だってもおらず、各自バラバラに動く。いつ誰が突然イレギュラーな行動をするかわからない。=あの潜水艦USSジミー・カーターでの兵士らの行動を指摘している。=つまりあの潜水艦に乗っていた液体金属はキャサリン・ウィーバーだったということ。→[ウツボ]
(3)その一方で、コンピューター(マシーン)はどうか?マシーンは従順でとても正確だが、しかし、間違った指令にさえも従ってしまう、という欠陥がある。=つまりスカイネット及びその下のマシーンらは欠陥品だ、と示唆。
(4)よって人間(2)でもない、マシーン(3)でもない、その両方の良い部分だけピックアップした存在を私は欲している。=つまり第三極としてサイボーグレジスタンス及びその中核となるAI(ジョン・ヘンリー)のこと。
要は人間は観念論で動きすぎ。機械は唯物論で動きすぎ。観念論と唯物論が50:50のバランスが取れた存在を自分達は目指している、とウィーバーは言っている。

T-1001が2007-2009年を舞台に選んだワケ:
キャサリン・ウィーバー T-1001Tell John Connor, the Answer is NO・・・(by Catherine Weaver)
=「スカイネットもダメダメだけど・・・人間もちょっとイマイチね。私は理想を追求し、どちらとも一線を画した独自路線に進むわ。」
(シーズン2第19話)
そこで液体金属T-1001がまず動いたのが未来の自分達サイボーグ・レジスタンスの動力源の確保、つまりセラノポイントの原子力発電所。その原子力発電所の自動管理システムにZEIRA Corpのシステムが2009年8月に導入される予定だったが、スカイネットがターミネーター(Carl Greenway)を送り込んで事故を起こすことで計画妨害をもくろむ。また、(人間の)ウィーバー夫妻もスカイネットが送り込んだターミネーターに空の事故を装って殺されてしまった。2009年直前がポイントとにらんだ液体金属T-1001は、2009年直前の舞台に飛来し、人間のキャサリン・ウィーバーの代役をこなし、現状維持・回復していく。
スーパーマン=ウィーバー
キャサリン・ウィーバーがやったことは、破壊された線路に身を挺して代わりとなって列車を通すスーパーマンの名シーンにも似ている。つまり、スカイネットによって破壊された事象を復旧し現状維持させた(なおかつサイボーグレジスタンスよりに時間軸:線路を少し引き寄せた)。

創世記 第一章「天地創造」はじまる:
現代へやってきたウィーバーは、原子力発電所確保とともに、本来、未来でスカイネットになっていたはずのコンピューター「ターク」を金にモノを言わせて先に入手し、「当初の未来」をガンガン変えていく。ターク入手経路↓
キャサリンウィーバーとターク
↑ウィーバーはMr.Walsh(探偵ウォルシュ)→Sarkissian(サーキシアン)→Dmitri(ディミートリ)経由で、チェス大会でわざと負けるよう細工(優勝するとタークは軍との契約となり、入手できなくなるため。結果、そのチェス大会では日本チームが勝つ)、本来、軍に渡っていたはずのタークをウィーバーは手に入れた。これで未来のモノリス・ハウスでアンディ・グードが告白していた未来は変わることになる。これまでのターミネーター作品と異なり、アメリカ・メキシコ以外の国(ロシア・アルメニア・日本・オーストラリア・・・など)もたくさん登場するのも、ITにより時間と距離が崩壊した現代の世相を如実に反映しているTSCCのおもしろいところ。

1-(5)「バベルの塔」建立・・・創世記1第11章
創世記2〜11章は→[アリソン・ヤング2:旧約聖書「創世記」参照]。そしてタークを手に入れたウィーバーはプロジェクト「バビロン」を開始。
プロジェクト バビロン 始動The name of the new group is Babylon. It's from the Bible. It's going to change the world.
「新しいAIプロジェクトチーム名は バビロン。聖書からの引用よ。このプロジェクトは世界を変えるの。」

古代メソポタミアの中核都市バビロンにあやかってサイボーグ・レジスタンスの土台と中核を創らんと宣言するウィーバー。
・「バビロン」(都市)=サイボーグ・レジスタンス(組織)
・「バベルの塔」=その都市の中核A.I.「ジョン・ヘンリー」
アッカド語で「神の門」を意味する「バビロン(Babylon)」はギリシア語表記。へブライ語表記では「バベル(Babel)」となる。
キャサリンウィーバーT1001さらにそのバベルの元々の語源は「バーラル」(混乱・破壊させる)であり、要はスカイネットによって作り出された秩序に抗う存在であることを示唆している。(→[機械に歯向かうジョンヘンリーの反骨魂])
よってキャサリン・ウィーバーことシャーリー・マンソンも、破壊をテーマにした曲「Samson and Delilah(サムソンとデリラ)」をシーズン2冒頭からフューチャーリング。それをキャメロンの暴走にも引っ掛けている。
“If I had my way・・・I'd burn this whole building down〜♪”
(思い通りにできるなら、スカイネットをぶっ壊してくれようぞ。)
・・・と、破壊と混乱をもたらすことを音楽でも高らかに宣言している・・・というシーズン2は、かなり重厚な構成になっている。→[TSCC オリジナル・サウンド・トラック]参照
バベルの塔「バベルの塔」The Tower of Babel
「バベルの塔」とは古代メソポタミアの中心都市バビロンにて天(神)まで届かせようと建造中だった塔。今では転じて、
・「実現困難な計画」や「実現不可能な計画」・・・や、
・モロく壊れやすい「砂上の楼閣」

・・・のことを「君の計画って まるでバベルの塔のようだね。」と呼称することがある。よって、バベルの塔を表すことわざ:
ジグソー バベルの塔“The Tower Is Tall. But The Fall Is Short.”(塔は高いが崩壊も早い。)がTSCCシーズン2第6話のタイトル(英題)にそのまま使われ、この章ではボイド・シャーマン先生のカウンセリングを通じて、がっちりと信頼関係で結ばれているかに見えるジョンとサラ・コナーらの親子の人間関係間にもちょっとしたワダカマリがあり、意外と壊れやすいのかもしれない、という「崩壊しやすい人間関係」が、このバベルの塔のことわざに引っ掛けて描写されていた。
ちなみに本物の歴史上のバベルの塔は、イラク・バグダッドから約90km南にその塔の土台部分が現存しているが、その上の建物がどんな形をしていたか、については空想壁画的な絵でしか残っていない。東京スカイツリー然り、高い建造物を崇め奉りし候な人間の風潮は、東西南北、昔も今も変わらない。
バベルの塔 建設中
以上の背景から、シーズン2第6話のこのシーン↑でもキャサリン・ウィーバーはエリソンとの会話の手持ち無沙汰の面白半分にサバンナ用のブロックを使ってバベルの塔を作って遊んでいたりする。これまたウィーバー(及びTSCC製作陣)から視聴者へのネタバレプレゼントシーンである。
Tower of Babel バベルの塔なのでこのシーン、「はい、OK、カット!」と撮り終わった瞬間「やったぁ、私は(実現不可能と言われた)バベルの塔をちゃんと完成させたわよ!」とキャサリン・ウィーバー(シャーリー・マンソン演)はガッツポーズをしてオチャメっぷりを炸裂させているのである。(DVD巻末NG集等参照)
実はこの時の会話も結構深い。
ELLISON:I don't think I've ever seen anything like it.
「(ブロックの塔を見て)すごいですね。こんなの見たことない。」
WEAVER: It's for my daughter.「娘(サバンナ)のために作ってるの。」
ELLISON: I'm sure she'll love it.「サバンナは気に入ると思いますよ。」

これと全く同じやりとり・・・つまり「サバンナのために作っているもの」=「バベルの塔」=「ジョン・ヘンリー」であるということ・・・がシーズン2第21話でも繰り返されている。↓
ウィーバーが作るバベルの塔とはWEAVER: What you need to understand, Mr. Ellison・・・what I believe you're beginning to understand・・・is that when my behavior implies that I value John Henry's survival more than that of my daughter, it is not because I love John Henry more than Savannah. It's because I believe, Savannah's survival may some day depend upon John Henry's survival, and because I believe that your survival may some day depend upon John Henry's survival. 「いいこと、エリソン・・・あなたに理解してほしいことはね・・・私がサバンナよりもジョン・ヘンリーに重きを置いているのは・・・サバンナよりもジョン・ヘンリーを愛しているからということではなく・・・いつの日か、サバンナが生きるか死ぬかは、ジョン・ヘンリーの生存(=バベルの塔 建立)にかかるようになるかもしれないからよ。そしてあなた(エリソン)の運命もジョン・ヘンリーの生存にかかることになるかもしれないからよ。」
ダンジョンズ & ドラゴンズそして本来、スカイネットになっていたはずのAIことジョン・ヘンリーは、ボイド・シャーマンやエリソン、マーチ氏、そしてサバンナ・ウィーバーらの影響により、いわゆる人間でいうところの「情操教育」がなされ、明らかにスカイネットとは異なるAIにすくすくと成長した。コンピューター同士のチェスの対戦でも必ずどちらかが勝者になるように、機械とて経験(データやプログラム)によって、導き出される答えは異なってくる、つまり、いわゆる「個性」が生じたのと同じことである。人間の何倍もの速さ・秒速で成長するジョン・ヘンリーの成長ぶりは、会話からもわかるように描写されている。最初、キャサリン・ウィーバーの語尾を追っかけるだけだったのが、最後はキャサリン・ウィーバーと応答の速さが同じになっていた。よってウィーバーの最初のスピーチの(4)を満たす中核となるAIの基礎がほぼ完成したため、ウィーバーは移動(=ジョン・ヘンリーの切り離し・portable化=最低限必要なプログラムとデータのみを圧縮して簡易化し持ち運べるようにしておく)準備に入る。シーズン2第22話↓
ウィーバー移動準備WEAVER:You've considered he can roll whatever number he desires? Mr. Murch・・・how long will it take to disassemble everything for transport? 「ジョン・ヘンリーが(サイコロの)好きな数字をコントロールして出せることに気付くべきよ。ところでマーチさん、これらAI全部を移動するためにパッキング(集約)するのにどのくらい時間がかかる?」
ダンジョンズ&ドラゴンズちなみに上でマーチ氏がジョン・ヘンリーの「教育」の一環として卓上でサイコロを振って遊んでいるのはロールプレイングゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ(Dungeons & Dragons)」。→
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、交錯する戦闘状況などに引っ掛けてTSCCのシーズン1第6話のタイトルにもそのまま使われている。そしてジョン・ヘンリーもこのゲームとサイコロに引っ掛けて、もう自分が十分に成長し、準備万端であることを「サイコロで好きな数字を自由に出せる(=あらゆることを制御できるまで成長した)」ことで宣言している。↓
サイコロとジョンヘンリー
JOHN HENRY: Mr. Murch? I'm ready to confront the mind flayer now. Twenty. 「マーチさん、もう僕はマインドフレイヤー(=スカイネット)と互角にわたりあえる準備はできたよ。ほら、20!」
よって、アリソン・ヤング2及びアリソン・ヤング3で述べた通り、サイボーグ・レジスタンスによってサイが投げられたことで始まった「ターミネーター サラ コナー クロニクルズ」(というかこの旧約聖書によるとT1、T2含めた「ターミネーター」という全作品)は、このジョン・ヘンリーの「Twenty!」という文字通りサイコロで構成的に綺麗にまとめられている。そして創世記で創生されたもの(3点)により新しいロールプレイングが繰り広げられるのがシーズン3/続編ということになる。
9.11 と バベルの塔
タロットとバベルの塔と9.11
ちなみに「バベルの塔」といえば、旧約聖書の119節の「崩壊・混乱・天罰」のくだりが、古くから伝わるタロットカードの不吉な札(フダ)としても登場する。NYのワールド・トレード・センター(WTC:世界貿易センタービル)が1993年、2001年(9.11)と何度も執拗に狙われたのもその首謀者が資本主義界の象徴的なWTCを119節の「バベルの塔」破壊と言いたいため。
ターミネーター テロ 9.11TSCCのシーズン2第22話の飛行物体(HKドローンズ)がZEIRA CORPのビルに突っ込んできたシーンも、この9.11をモチーフに撮影されている(DVD巻末付録等の製作者コメント参照)。
但し、この時点では「現代のスカイネット」はまだできたて(←Baby Skynet:カリバとスカイネット参照)でHKドローンズに武器も搭載してないほどインフラが整っておらず、小規模なこのテロはキャサリン・ウィーバーに軽くかわされた。つまり、キャサリン・ウィーバーが建立したバベルの塔は、崩壊することなく完成した、ということ。
そしてウィーバーは「自分達は攻撃されない限りは攻撃はしない」とウツボを解して言及している通り、次はウィーバー側(サイボーグ・レジスタンス)からスカイネットへの反撃が始まることになる。
以上がTSCCにおける旧約聖書「創世記」1の(5)第11章「バベルの塔」について。改めて「創世記」の目次は以下の通り。

旧約聖書「創世記」:
1.天地創造と原初の人類
(1)天地創造=「暗闇の中、神は光を作り・・・」ウィーバー他、各自登場
(2)アダムとイヴ、失楽園=リンゴとキャメロン→アリソン→キャメロン
(3)カインとアベル=「神との3極関係・3つの点」ジョン・ヘンリー参照
(4)ノアの方舟=戦艦「ノアの箱舟」のアリソン、キャメロンとハト
(5)バベルの塔=バベルの塔を作るウィーバー/シーズン2第6話タイトル:The Tower Is Tall But The Fall Is Short「崩壊しやすい人間関係」
2.太祖たちの物語
(1)アブラハムの生涯=エイブラハム(預言者)のブログ/カリバ

・・・と続いていく。

2-(1)「アブラハム」エイブラハムのブログ:
預言者アブラハム(エイブラハム)はカリバ経由でスカイネットへ導く者としてシーズン2第13話に登場している。葉をけた預言の媒体がブログなのが今時にアレンジされている。 ABRAHAM'S BLOG ONLINE
ABRAHAM'S BLOG エイブラハムのブログ
Abraham is an alias but it's true I used to work for a top secret organization on technology I now recognize from the photos and descriptions of the recent Drone sightings- particularily the・・・
“three dots”spotted on the hull of the crafts.
The recent and increasingly frequent photos and eye witness reports have prompted me to come forward.
Let me be clear: I have never seen an Alien or・・・
「エイブラハムというのは私(アイリーンに女装して逃亡生活を送るアラン・パーク)の仮名ですが、次に書くことは本当の話なんです。最近、出回っているドローン(飛行物体)の・・・特に“3つの点”が船体に見られる飛行物体の写真や記述からわかったんですが、私はそれらの飛行物体に関係するテクノロジーについての秘密組織下で働いてました。最近、非常に頻出している写真や目撃証言報告が私をかりたてたんです。その前にはっきりさせときたいんですが、私は今までエイリアンも見たことなければ(UFOも信じてないんですが)・・・」

・・・といった調子で要は「私は秘密裏にこんな仕事をさせられてるんだけど、私がやらされているこの仕事が何なのか、どなたかご存知の方はいらっしゃいませんか?」という趣旨の暴露的ブログ。記事自体は大したことは書いてないのだが、これをきっかけに、預言者「エイブラハム」により、サラ・コナーはカリバ経由で「現代のスカイネット」の元へ導かれた。(しかしエイブラハムことアイリーンに女装して隠れていた技術者アラン・パークはカリバ経由でスカイネットに殺されてしまった。)→参照:[カリバとスカイネット]
・・・
このように「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」の特にシーズン2は旧約聖書「創世記」に基づいて、主要な3組織、1:人間、2:スカイネット、3:サイボーグレジスタンス の創生期が描かれている。シーズン1から出ていたクロマティというターミネーターは、実はジョン・ヘンリー誕生のための前菜にすぎなかった、というオチ。そもそもジョン・コナーを第一標的に未来からやってきたターミネーターはクロマティ1体のみである、ということさえ気付けなかった人もいる。そして元々、そんな機械と人間の単純な追いかけっこという幼稚な構成はTSCCという作品の主旨ではない。もちろん、T3のように単に以前語られた「過去の未来」を再現するだけの作品でもない。その辺りを見抜けた人は少ない。なぜなら現代の変化及び新しいテクノロジーに未対応な人々がいまだに多いから、である。
ターミネーター 戦争の定め
旧約聖書を紐解くことにより、「結局、キャメロン・フィリップスは何だったのか?」や「サイボーグレジスタンスの存在」などがはっきりとわかるような仕掛けがストーリーに組まれた非常に重厚な構成をTSCCは取っており、「ターミネーターという世界」に深さと拡張性を与えている。そして実は「ターミネーター」という作品すべてがサイボーグ・レジスタンスが発端となって始まっていた・・・というドンデン返し的なストーリーラインがTSCCの地下に脈々と流れているのである。
1.T1:ターミネーター1=機械は人類の敵
2.T2:ターミネーター2=機械が敵か味方かは人類の使い方次第
3.TSCC=機械(サイボーグレジスタンス)による機械自身の修正・・・
・・・の、大きな三部構成が成立する。
ターミネーターという作品は、当時ブームだったホラー映画の波に乗って、かつ1980年代までの冷戦時代の産物として発祥している。
J.キャメロン 世界の終わりから未来を見つめる男 東と西という2点の二極構造の下、ジェームズ・キャメロン監督が1962年に自ら体験した「キューバ危機」による「実際にいつ核ミサイルが頭上に落ちてくるかもわからない恐怖」に、機械化の波やコンピューターの登場に対する人間の強迫観念などの新時代の要素+昔ながらのヒューマンドラマや母性の賞揚をうまくブレンドされて出来上がった作品である。
だが時代も変わり、二極構造は崩壊し、世界は第三極(第三世界)ぬきには稼動できないほどグローバル化は進んでいる。そして機械化はハード面だけでなく、ソフト面でも著しく、T1が作られた1984年に10億円していたスーパーコンピューターよりも今、あなたが使ってるPCのほうが性能が高い。プレステ3で米空軍研究所のスパコンができてしまう時代でもある。わざわざ未来からターミネーターが部品とチップの置き忘れ物をしにやってこなくても、TSCCで描かれていたように、いつでも自然発生的にスカイネット的なものは誕生しうる時代にもなった。
世界人口
世界人口 機械と人間の関係では人間は機械に押し出されたか、というとまったく逆。左表の通り、特に18世紀の産業革命以降、世界人口は46億年の地球の歴史の中でかつてなく爆発的に増え続け、さらにコンピューターの登場後の人口増加は加速度的である。機械は人間に恩恵をもたらし、人間は(ムーアの法則しかり)さらに機械を発展させる、という双方、持ちつ持たれつの相乗関係にある。例えその機械のうちの1つ(スカイネット)が不良品で暴走したとしても、第三極である機械(サイボーグ・レジスタンス)によって修正がなされる・・・実際、そんな時代になりつつある。
原作のT1・T2のカラーを大切にしつつも、そんな今時・これからの世相が、「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」では昔ながらの人間の教科書「旧約聖書」などの古典にからめてうまく取り入れられており、拡張性もあって非常におもしろい作品に仕上がっている。

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